• [0]
  • 第37回選句と選評31日深夜締切

  • 投稿者:疲労子
  • 投稿日:2019年10月27日(日)08時56分11秒
 
選句の持ち点は一人計6点、選1点、特選2点。1点句×6句でも、特選1句+並選4句でも合計6点であれば配分は自由。
選句した句について、コメントもお願いします。
締切は31日(木)深夜です。(選が揃ったら繰り上げることもあります)

「祭り あるいは 祭りに関することども」
11 ハロウィンの前座よろしく秋祭
12 秋祭り鼻白粉の子は抱かれ
13 ばあちゃんの秘伝で仕込む祭寿司
14 おまはりさん子ども神輿のしんがりに
15 囃子とて心おどらず月見草
16 時代祭うっかり時計つけたまま

「紅葉」
21 石蹴りの路地はそのまま柿紅葉
22 借金は紅葉に替えて店じまひ
23 軒裏に紅葉忘れし風樹あり
24 落魄のあをきかんばせ紅葉さす
25 雲なき朝庭の色葉を覆う泥
26 はんなりと三条大橋紅葉かな

「音の字を使って」
31 音速を超えて静寂秋み空
32 耳鳴りの変調刻々夜の長き
33 虫の音の僅かに残れる店仕舞い
34 発音の不味さ気に病む良夜かな
35 裏木戸をたたく風 音冬支度
36 螳螂のさびしき真昼音もなし

雑詠
41 十姉妹に耳そばだてて秋の暮
42 秋驟雨右脳左脳の液状化
43 このたびは敬老の日のどつち側
44 八十路越へ手を焼くスマホ永き夜
45 11月祭酒を呑んではならぬ触れ
46 天高しナバティア遺跡水の跡
47 道あらばやたら駆ける子天高し
48 思秋期の鬱子等の声うるさくて
49 青空の柿捥ぐマジックハンドかな
50 名ばかりの秋明の菊に気品あり
51 うつらつら聞こえぬ耳に野分来る
52 これも異変か柿老樹たわわ

投稿者
メール
題名
*内容 入力補助画像・ファイル<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
URL
sage

  • [6]
  • 選句と感想

  • 投稿者:実理
  • 投稿日:2019年10月29日(火)13時58分21秒
 
13  ばあちゃんの秘伝で仕込む祭り寿司
美味しそう。祭りがさらに楽しくなる。

25  雲なき朝庭の色葉を覆う泥
河の氾濫は恐ろしい。その後の泥はこたえるでしょうね。

32  耳鳴りの変調夜の永さ
耳鳴りのリズムは変わる?

36  蟷螂のさびしき真昼音もなし
秋になれば蟷螂は静かになる。

49  青空の柿もぐりマジックハンドかな
マジックハンドがあれば便利ですね。毎年送られてくる柿は今年は無し。台風で全て落ちたそうです。

51  うつらつら聞こえぬ耳に野分くる
台風は突然くる。

  • [5]
  • 選句と選評です

  • 投稿者:疲労子
  • 投稿日:2019年10月28日(月)14時34分25秒
 
○16 時代祭うっかり時計つけたまま
○23 軒裏に紅葉忘れし風樹あり
○33 虫の音の僅かに残れる店仕舞い
○42 秋驟雨右脳左脳の液状化
○45 11月祭酒を呑んではならぬ触れ
○51 うつらつら聞こえぬ耳に野分来る

○16 時代祭うっかり時計つけたまま
 行列の一人がうっかり腕時計をつけたままだったのでしょうか。そうすると眼鏡なんかもだめなのかな。

○23 軒裏に紅葉忘れし風樹あり
 「風樹」という言葉は知りませんでした。ただ風に揺れるだけの樹に自分を投影しているのでしょうか。

○33 虫の音の僅かに残れる店仕舞い
 不況の中、長年やってきた店が閉店して、虫の音のみが残った。最近、そんな光景をよく目撃します。残れる→残るとすれば、中七におさまるのでは?

○42 秋驟雨右脳左脳の液状化
 急な雨に感覚を奪われていく感じなのでしょう。この頃の荒っぽい気象に、これまでの常識が追いつかない。

○45 11月祭酒を呑んではならぬ触れ
 京大11月祭が全面禁酒になったとのこと。近年の立て看一斉撤去とか、有無を言わせぬ学寮閉鎖とか、隔世の感があります。しかも、今回の禁酒は学生の方から提案する形をとっているのだそうで、なんともいやはや。

○51 うつらつら聞こえぬ耳に野分来る
 耳ではなく空気の変化で野分を感じたのでしょうか。年齢とともに感覚の変化というのもあるのでしょうね。


  • [4]
  • 夏天

  • 投稿者:選句と感想です。
  • 投稿日:2019年10月28日(月)14時01分23秒
 
〇16 時代祭うっかり時計つけたまま
〇21 石蹴りの路地はそのまま柿紅葉
〇35 裏木戸をたたく風音冬支度
〇42 秋驟雨右脳左脳の液状化
〇49 青空の柿捥ぐマジックハンドかな
〇43 このたびは敬老の日のどつち側

〇16 時代祭うっかり時計つけたまま
 ユーモラス。俳諧ですね。
〇21 石蹴りの路地はそのまま柿紅葉
 なんか郷愁に誘われる句。昔した石蹴りを思い出します。
〇35 裏木戸をたたく風音冬支度
 まもなく立冬。季節はかくも早く過ぎ去るんだ。
〇42 秋驟雨右脳左脳の液状化
 今年の雨はあまりも大きな被害を日本列島にもたらしました。
〇49 青空の柿捥ぐマジックハンドかな
 うちの近所の柿畑では、脚立にのぼって収穫していましたが。今はいろんな道具開発されてるんですね。
〇43 このたびは敬老の日のどつち側
 難しい年齢にさしかかってますよね。老親もいて、でも還暦前後ではあるし。


  • [3]
  • 選句と選評です

  • 投稿者:茶肴余
  • 投稿日:2019年10月27日(日)22時00分14秒
  • 編集済
 
〇12 秋祭り鼻白粉の子は抱かれ
〇23 軒裏に紅葉忘れし風樹あり
〇34 発音の不味さ気に病む良夜かな
〇42 秋驟雨右脳左脳の液状化
〇43 このたびは敬老の日のどつち側
〇47 道あらばやたら駆ける子天高し

〇12 秋祭り鼻白粉の子は抱かれ
みどりごも化粧してもらうのは魔除けでしょうか。共同体の祭りの象徴的な白

〇23 軒裏に紅葉忘れし風樹あり
「風樹」という語が「紅葉することも忘れた」悲痛さを感じさせる

〇34 発音の不味さ気に病む良夜かな
月の美しい夜だからこそ 先程終えたビデオ電話の英会話レッスンでフリートークが全く通じなかった敗北感がいやます

〇42 秋驟雨右脳左脳の液状化
急な冷たい大雨。判断停止だ。右脳も左脳も液状化するなんて……悲惨だ。

〇43 このたびは敬老の日のどつち側
テレビなどで年寄りっぽい人がほとんど自分より若い。自分だけは違うとおもいたいが、この句には冷静さが見える(笑)

〇47 道あらばやたら駆ける子天高し
いいなあ、若いって(笑)

  • [2]
  • 選句・感想

  • 投稿者:不孤
  • 投稿日:2019年10月27日(日)17時15分3秒
 
○11 ハロウィンの前座よろしく秋祭
あるあるです。我が町も昨日町内会でハロウィンやってました。昨日はたまたま渋谷にも行ったのですが意外や全くいなかった。31日にどっと繰り出すのか。

○13 ばあちゃんの秘伝で仕込む祭寿司
それぞれの土地にそれぞれの祭寿司。風土色満点。

○16 時代祭うっかり時計つけたまま
そういう決まりがあるんですね。そのことにちょっとびっくり。

○23 軒裏に紅葉忘れし風樹あり
気品のある句です。

○25 雲なき朝庭の色葉を覆う泥
度重なる台風に豪雨災害、やりきれません。お見舞い申し上げます。

○43 このたびは敬老の日のどつち側
祝う側か、祝われる側か。


  • [1]
  • 選句と選評

  • 投稿者:踏尾
  • 投稿日:2019年10月27日(日)17時05分40秒
 
○12秋祭り鼻白粉の子は抱かれ
鼻白粉はNHKドラマ「蝉しぐれ」の一場面を思い出します。この子も天狗が白粉をつけてくれたのでしょうか?

○21石蹴りの路地はそのまま柿紅葉
そのような路地が今も残っているのですね。ボクの場合、紅葉はなかったけれどお地蔵さんの隣の空き地がカッチン玉(ビー玉)の遊び場でした。

○25雲なき朝庭の色葉を覆う泥
これはご自身に起こったこと?日本中あちこちで起こってること?これだけで済めばまだよかった、というのが昨今のことですが。雲なき朝と昨夜の泥の対比が悲しいですね。

○36螳螂のさびしき真昼音もなし
カマキリにはsound of silenceが確かに似合いますね。もしかして、「さびしき」を叙情を差し引いた単語にすると、◎どころかプロっぽくなるのでは?

○47道あらばやたら駆ける子天高し
元気があふれて、道がなくてもこんな子は駆けるんでしょうね。それに対して、歩きながらスマホゲームを使ってる子の多いこと。


○51うつらつら聞こえぬ耳に野分来る
つい居眠りをしてる間に台風も激しくなって、わたしの耳にも風音が届くほどになってきたのでしょうか。耳だから、夜の出来事なのでしょうね。