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・長野広域連合による焼却溶融炉の建設費340億円のうち、3分の1は国が補助金を出す。残り3分の2は住民負担である。住民負担分を単純に人口で割れば、約4万円の負担になる。一軒あたり4万円ではない。一人4万円である。例えば、3人家族なら12万円、4人家族なら、16万円の負担になる。
この不景気の時代に、こんな馬鹿げた施設を、千曲市の人々は黙って承知するのだろうか。
・下水道代が値上げされると聞いたとき、「やっぱりな」と思った。行政が住民に負担させる金は、値上げさえすればまきあげられるということなのである。
・長野広域連合が作ろうとしている焼却溶融炉だってそうだ。作っておいて、維持管理費を値上げさえすればいいのである。ごみや下水で住民がどれほどの金をまきあげられることになるのか、それはまったく未知数である。行政は値上げはするが値下げすることはない。
・焼却炉は焚き始めに石油を使用するが、火に勢いが出ればゴミ自体で燃える。それに対して、溶融炉は灰を溶かすために、焼却炉と比べものにならないほどの石油その他のエネルギーを消費する。こんなものはすでに時代遅れの施設である。
・そして、いつも根本問題は解決しない。根本問題は、合成化学物質の製造販売の野放しにある。消費場面では、合成化学物質の垂れ流し、使い捨てであるが、製造販売を野放しにしておくかぎり根本は解決しない。下水道であろうと、焼却・溶融炉であろうと、処理過程や処理後の物質を人々が嫌うのは、合成化学物質を処理しても自然に帰らないからである。自然に返せば自然環境が汚染されるからである。合成化学物質(プラスチック、ビニールなど)の製造販売がこの観点から管理されないかぎり、根本はいつになっても解決しない。
・地方行政のごみ処理にやたらに金がかかるのは、国が合成化学物質の製造販売を野放しにしているからである。
・地方行政や地方議会が国を突き上げることが始まらなければ、根本は解決しない。しかし、千曲市議会にはそんな気配すらない。じじいどもが立派そうにあほなことを言っているだけである。痴呆議会の名に値する。広域連合は、この痴呆議会を手玉にとる悪代官だと見て間違いない。
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・建設地検討委員会は、千曲市が山と山の間が狭いという地形をついに一度も検討しなかった。火を焚く機会が多い人や、薪ストーブなど使っている人は誰だって知っているが、風のないときに、素直に煙が上に登っていくことなどほとんどない。一度登りかけたものは下がってきて、地を這う。山と山の間が狭いということは、化学物質のガスがたまって抜けにくいということである。この問題を一度も真剣に考えたことがないような建設地検討委員会の決定など、それだけで無効である。
・市が補助金という名目の金をくれてやり、飼い慣らしておいた市民団体から委員を「推薦させた」ということ。そうしておいて、「市民参加」の委員会だなどとうそぶくこと。このこと一事が、千曲市ごみ焼却炉建設地検討委員会がでたらめである証拠である。何が「市民参加」か。行政の補助金やら、市役所職員との常日頃の「仲良しごっこ」から切れた「普通の市民」が一人でも参加していたというのか。
・千曲市ごみ焼却炉建設地検討委員会は、長野広域連合のいいなりをやっている千曲市環境部が決めたことを承認するだけの、承認委員会にすぎない。そして、そんなものを承認した責任をとろうという委員は一人だっていない。建設地の候補を絞り込んだ後の説明会に、委員が一人も出席していないことは信濃毎日新聞がはっきりさせた。重大な決定を「承認」しておいて、その責任をとるために矢面に立とうとした委員は一人もいないのである。恥知らずたちのご尊名を以下に列挙する。
・大石修治、柿崎久、清水佑一、青木恵美子、鍛冶榮、北島武重、小林直文、中曽根久子、宮下文夫、宮城正。
・このでたらめな委員会は、千曲市長が召集した委員会である。この委員会が無責任なことをしたら、それを召集した市長に責任がある。宮坂前市長の役人根性が、ナアナアに引き受けてきた長野広域連合の計画など、近藤現市長は引き継ぐ必要はない。なぜ市長は宮坂前市長の失政を引き継ごうなどとしているのか。ここをまともに判断しないから、こんなでたらめな委員会が生まれてしまうのである。
・2008年春の鋳物師屋の区民総会で、中区が建設予定地になる可能性があるから、鋳物師屋区としての意見をまとめて欲しいと発言したところ、Mという女の人が、合成化学物質を燃やしてできるガスに毒性があるということについて「デマだ」と発言した。デマだというからには、この人は合成化学物質の焼却・溶融でできるガスについて、その正体を知っていなければならない。ごみには何が混ざり込んでくるか予想もつかないし、何がどの順番で焼却されるのかも予測がつかない。そこに起こる化学反応は「わからない」というのが正確なことだ。この女の人は、どんな優秀な化学者にも「わからない」ことがわかるらしい。そのくせ、「デマだ」と言ったことの責任が今後に残ることはわからないらしい。
・プラスチック類は、確かに元は石油で、成分の主体も石油だろうが、弾力性、剛性などいろいろな性質を持たせるために、しろうとには「わからない」化学物質で合成する。化学物質を合成しないで、石油がそのままいろいろな性質のプラスチックになるわけがない。添加された化学物質が焼却・溶融の過程でどんな化学変化を起こすかなど、千曲市環境部、長野広域連合の公務員レベルでわかるわけがない。それなのに、千曲市環境部などは、馬鹿の一つ覚えじゃあるまいに、いつも「安全だ、安全だ」と言ってきた。人々はもう飽き飽きしているのである。「わからない」ものが安全であるわけがない。それはどこまで行っても、「わからない」ということが正確なのである。
・本紙は、問題点を指摘することはする。建設反対の声を挙げることもする。建設されたなら、「稼働を止めろ」という声を上げるだろう。それを今後もやめる気はない。しかし、住民が自分で声をあげないなら、行政のやりたいようにものごとが進むだけだろう。「見ざる、言わざる、聞かざる」の保身を続けるような住民ばかりであれば、その上に合成化学物質のガスが降ってくるのも仕方のないことなのかもしれない。本当は住民が決めることなのだが、何も言わないような住民ばかりであれば、みんなでガスを吸っているのがお似合いなのであろう。
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